「パリ2024オリンピック」は10日、女子団体決勝が行われ、第2シードの日本は中国と対戦。ゲームカウント0-3で敗れ、銀メダルとなった。 中国相手に奮闘した日本だったが、卓球王国の牙城を崩しきるには至らなかった。中国選手が日本相手の戦いを振…

「パリ2024オリンピック」は10日、女子団体決勝が行われ、第2シードの日本は中国と対戦。ゲームカウント0-3で敗れ、銀メダルとなった。

中国相手に奮闘した日本だったが、卓球王国の牙城を崩しきるには至らなかった。中国選手が日本相手の戦いを振り返っている。

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■早田、張本ペアがフルゲームの激闘

日本は早田ひな(日本生命)、張本美和(木下グループ)をダブルスに抜擢。陳夢、王曼昱ペア相手に2-3と苦しめた。

さらに、続いてエース起用された平野美宇(木下グループ)は世界1位の孫穎莎相手に序盤はテンポのいいラリーとサービスを中心の組み立てでリードを広げたが、驚異的な粘りにあい第1ゲームを落とし、そのままストレートで敗れた。

平野との戦いについて孫穎莎は「第2試合に出場した時は出遅れていたが、諦めなかった」と語り、「今日は全員が全力を尽くしてどのポジションでもうまくプレーができた」とチームメイトの活躍を称えた。

また、今大会シングルスとの二冠に輝いた陳夢は、「いくつかの課題には直面したが、チームメイト2人に感謝している」と述べ、孫穎莎と王曼昱に対しては「彼女たちは並外れた選手ですがまだ若い。今後もいい活躍を見せてくれることを願っている」とこれからのキャリアにも期待を寄せているとコメントした。

日本の前に最後まで立ちはだかった中国チーム。引き続き両チームによる激しい戦いが続いていくことを予感させる決勝となった。

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