早実・宇野が痛烈ヒット&フェン直…走塁でもアピール 第106回全国高校野球選手権大会に出場した早実・宇野真仁朗内野手(3年)が11日、鳴門渦潮(徳島)戦で木製バットでフェンス直撃の当たりを放ち、球場をざわめかせた。ネット上でも…

早実・宇野が痛烈ヒット&フェン直…走塁でもアピール

 第106回全国高校野球選手権大会に出場した早実・宇野真仁朗内野手(3年)が11日、鳴門渦潮(徳島)戦で木製バットでフェンス直撃の当たりを放ち、球場をざわめかせた。ネット上でも「打球速度凄いな」「早実の2番、木製バットでこの打球すごいな」と話題となっている。

 主将も務め、プロも注目する宇野は「2番・遊撃」で出場。初回の第1打席では三遊間を破る打球を放ち、やや後ろを守っていた左翼手を見て一気に二塁を陥れた。多くの応援が詰め掛けた三塁アルプスは大盛り上がりだった。2点ビハインドの2回2死満塁の場面では、左翼フェンス直撃となる逆転適時二塁打を放った。

 今春のセンバツから金属バットの仕様変更により、木製を使う選手が登場。宇野はグリップ部分に黒いテーピングを巻いたこだわりのバットで、聖地で結果を出した。

 痛烈な打球にネットでも「宇野くん木製でバットの先に見えたけどレフトフェン直って何事」「木製でフェン直は凄いな」「木製バットでフェン直とかえげつねぇな」「木製であんな飛ぶんだ」「木製でフェン直のタイムリーはやばすぎ」と騒然となった。

 今大会ではすでに菰野(三重)の菊地逢斗外野手(2年)が木製バットを使用して試合に出場。センバツで2選手が使用していた青森山田は13日の2回戦から登場予定となっている。(Full-Count編集部)