西武はブランドンが本塁打含む2安打2打点 パ・リーグ球団主催のファーム公式戦は10日、日本ハム-西武が鎌ケ谷スタジアムで行われ、12-7で日本ハムが勝利した。 日本ハムは初回、アンドリュー・スティーブンソン外野手の2号ソロで先制。さらに1死…

西武はブランドンが本塁打含む2安打2打点

 パ・リーグ球団主催のファーム公式戦は10日、日本ハム-西武が鎌ケ谷スタジアムで行われ、12-7で日本ハムが勝利した。

 日本ハムは初回、アンドリュー・スティーブンソン外野手の2号ソロで先制。さらに1死二、三塁の好機で清水優心捕手に適時打が生まれ、この回2点を奪った。3回には無死満塁から福田光輝内野手が押し出し四球を選び、リードを3点に広げた。

 先発の北山亘基投手は2回、3回と走者を背負いつつも要所を抑え、3回55球2安打1死球4奪三振無失点でマウンドを降りた。しかし4回、堀瑞輝投手がブランドン内野手に3号2ランを被弾すると、6回には3番手の鈴木健矢投手が長谷川信哉外野手に適時二塁打を浴び、一時同点とされた。

 しかし直後の6回、中島卓也内野手が四球を選ぶと、続くスティーブンソンが3号2ランを放ち勝ち越しに成功。さらに敵失で1点を加えると、矢澤宏太投手の2点適時打などで、この回一挙9点を奪った。7回に4点を奪われたが、9回は石川直也投手が3者連続三振に仕留めて試合は終了した。打線は計11安打12得点とつながった。

 敗れた西武は、先発・羽田慎之介投手が4回93球3安打7四球4奪三振3失点。打線は12安打7得点も、中継ぎ陣が粘り切れなかった。なお、ブランドンが本塁打を含む2安打2打点、長谷川も2安打2打点をマークしている。(「パ・リーグ インサイト」西嶋葵)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)