陸上男子400メートルリレー決勝で日本は37秒78の5位となり、メダルには届かなかった。 いま考えられる最善策で表彰台を狙った。予選の走りを見て、不調だった柳田大輝を外し、1走にスタートが得意な坂井隆一郎を配置。エース格が集う2走に初めて…
陸上男子400メートルリレー決勝で日本は37秒78の5位となり、メダルには届かなかった。
いま考えられる最善策で表彰台を狙った。予選の走りを見て、不調だった柳田大輝を外し、1走にスタートが得意な坂井隆一郎を配置。エース格が集う2走に初めてサニブラウン・ハキームを入れた。バトンパスの練習は当日のウォーミングアップだけ。ぶっつけ本番だった。3走・桐生祥秀から4走・上山紘輝につないだ時点ではトップ。最後の直線で他国の選手に一気に抜かれた。
日本は金メダルのラインを「37秒40」と想定していた。1着のカナダが37秒50と予想より遅いタイムでの決着で、3着英国との差は0秒17。サニブラウンは「死ぬほど悔しい。バトンの技術、個人の走力をもっとアップしないといけない」。(辻隆徳)