「爪の白い部分って、どれくらい切ればいいんだろう?」と思ったことはありませんか?普段、何気なく切っているけれど実はよく知らないという方が多いのではないでしょうか。実は爪切りにはちゃんとしたやり方があるんです。今回は日々の生活で当たり前に行…

 「爪の白い部分って、どれくらい切ればいいんだろう?」と思ったことはありませんか?

普段、何気なく切っているけれど実はよく知らないという方が多いのではないでしょうか。
実は爪切りにはちゃんとしたやり方があるんです。
今回は日々の生活で当たり前に行なっている爪切りに関して、切り方や適切な長さ、切りすぎた時の悪影響などを解説します。

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爪の長さの間違った認識

爪の長さをどうすればいいのかを認識したのは小学校の爪検査ではないでしょうか。
先生から「爪は白い所が残っていたらだめ!」と言われ、爪の白い部分を全て切って痛い思いをした方もいらっしゃると思います。それ以来、爪を切る時は白い部分を全てなくなるまで切るのが正解だと言われてきました。

しかし長年、爪の白い部分は全て切ると思い込んで切っていた爪の長さは、実は深爪と言われる切りすぎた爪です。
(深爪とは、指先の皮膚が露出するほど短く切ってしまった爪の事を言います。)
理想的な爪の長さは、横から見て爪が指先と同じ高さになっている状態の事をいいます。

深爪が引き起こす悪影響

深爪は爪の切りすぎを繰り返すことによって、爪のピンクの部分が小さくなってしまった状態をいいます。
爪の裏にある、爪と皮膚を繋ぐ皮を爪と一緒に切り取ってしまったり剥がれてしまった事によって爪と皮膚を繋ぐ皮のラインが後退し、爪のピンクの部分の範囲が徐々に少なくなっていきます。
一度爪の裏にある爪と皮膚を繋ぐ皮を損傷してしまうと再生が難しく、ずっと深爪のままになったりする可能性があります。

深爪は指先に力を入れにくい、物をうまくつかめない、力が入らない、細かい作業がしづらいなど指先の機能が低下したり、露出した指先の皮膚が損傷し菌が入って痛みが生じるリスクが高くなったりします。

また深爪が与える悪影響は見た目からも出てきます。
深爪は爪が小さくなり指先の皮膚が露出し外傷を受けやすくなるので指先が荒れたり、皮膚に食い込んだ短い爪は切りづらいため、切り口が不揃いになりがちです。
このような状態が続くと爪が短く形が悪いことがコンプレックスになったり、人前で手を出せず自分の手に自信が持てなくなるという内面に影響する事もあります。

適切な爪の切り方とは

爪の白い部分の適切な長さは、爪のピンクの部分と白い部分の境界線から少し白い部分が残るくらいの長さです。この長さになるように指先より爪が長くなった時に切るのが、爪を切るタイミングです。
爪の白い部分が少し残るように気をつけながら、爪切りを指先に真っすぐ当て真ん中の部分だけを少しづつ切ります。次に端の形を指の丸みに沿って丸く整えます。横から見て爪が指先と同じ高さになっていればOKです!

爪の裏には爪と皮膚をくっつけている糊のような役割をしている皮があります。この皮はとても薄く乾燥すると剥がれやすいため、爪の白い部分を少し残して外からの衝撃をダイレクトに受けないようにすることで皮膚から爪を剥がれにくくします。
爪の白い部分を全て切っていると爪の裏の皮が乾燥しやすくなるので、気づいたら爪のピンクの部分が短くなっていた!指先が腫れて痛い!なんてこともありますので短く切りすぎないようにしてください。

[文:メンズネイル総本店・オトコネイル]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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