08年の秋華賞を制したブラックエンブレムの孫となるジーティーマン(牡2、栗東・小栗実厩舎)が、土曜新潟5Rの2歳新馬(芝1800m)で初陣Vを狙う。  ジーティーマンは父モーリス、母オーロラエンブレム、母の父ディープインパクトの血統。母…

 08年の秋華賞を制したブラックエンブレムの孫となるジーティーマン(牡2、栗東・小栗実厩舎)が、土曜新潟5Rの2歳新馬(芝1800m)で初陣Vを狙う。

 ジーティーマンは父モーリス、母オーロラエンブレム、母の父ディープインパクトの血統。母は未勝利に終わったが、祖母のブラックエンブレムは08年の秋華賞とフラワーCの覇者。叔母のウィクトーリアは19年のフローラSを制している。さらに伯父のブライトエンブレムは14年の札幌2歳Sの勝ち馬。同じくアストラエンブレムはオープンを3勝している。23年のセレクトセール1歳では5800万円(税抜)の高値となった。

 ここまで1カ月以上をかけて、しっかりと乗り込まれてきた。坂路の最終追いでは4F54秒1-1F12秒1の好時計をマークして、さすがは良血馬といった雰囲気を漂わせている。鞍上の戸崎圭太騎手も頼もしく、初戦から好勝負を期待できそうだ。