新潟産大付は4番・多田が7回勝ち越し打、田中は無失点リリーフ 第106回全国高校野球選手権大会は9日、第3日が甲子園球場で行われ、第1試合では春夏通じて初出場の新潟産大付(新潟)が花咲徳栄(埼玉)に2-1で逆転勝ちした。7年ぶりの全国制覇を…

新潟産大付は4番・多田が7回勝ち越し打、田中は無失点リリーフ

 第106回全国高校野球選手権大会は9日、第3日が甲子園球場で行われ、第1試合では春夏通じて初出場の新潟産大付(新潟)が花咲徳栄(埼玉)に2-1で逆転勝ちした。7年ぶりの全国制覇を目指した強豪校から初勝利を挙げた。

 花咲徳栄は2回にプロ注目の石塚裕惺内野手(3年)の左前打と盗塁でチャンスをつかみ、横山翔也内野手(3年)の中犠飛で先制。新潟産大付は6回に千野虹輝外野手(3年)の適時二塁打で同点に追いついた。

 勝ち越したのは新潟産大付。7回2死三塁から4番・多田大樹内野手(3年)の左前適時打でリードを奪った。投げては宮田塁翔投手(3年)が5回6安打1失点。田中拓朗投手(3年)も無失点リリーフを見せた。

 今秋のドラフト上位候補の石塚は左前打、左飛、三飛、三ゴロ。4打数1安打1盗塁で夏の甲子園を後にした。(Full-Count編集部)