男子プロテニス協会のATPは8日、世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)がシンシナティ・オープン(旧W&Sオープン、アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)を欠場すると発表した。これにより、パリオリンピック(フランス/パリ、…

男子プロテニス協会のATPは8日、世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)がシンシナティ・オープン(旧W&Sオープン、アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)を欠場すると発表した。これにより、パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)後の2大会は出場を見送ることとなった。
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37歳のジョコビッチは前週のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)テニス競技の男子シングルス決勝でC・アルカラス(スペイン)をストレートで破り、自身初のオリンピックシングルス金メダルを獲得。5度目のオリンピック挑戦で初の栄冠に輝き、四大大会とオリンピックのすべてで優勝を飾る生涯ゴールデンスラムの偉業を達成した。
そのジョコビッチは現在行われているナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)を欠場。そして今回、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)前哨戦であり、昨年優勝したシンシナティ・オープンの出場も見送ることとなった。
昨年大会に第2シードとして出場したジョコビッチは決勝戦で第1シードのアルカラスと対戦。3時間49分の死闘となるも5-7, 7-6 (9-7), 7-6 (7-4)の逆転勝ちを収め、2020年以来3年ぶり3度目の優勝を飾っていた。
そのため今回の欠場により1000ポイントを失うことが決定。ジョコビッチは今後、26日に開幕する全米オープン参戦を予定している。

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