地区2位に3ゲーム差は4月25日以来の急接近【MLB】フィリーズ 9ー4 ドジャース(日本時間8日・ロサンゼルス) ドジャースは7日(日本時間8日)、本拠地でフィリーズと戦い4-9で敗れた。中盤までリードしていたもの、6回に走塁妨害の判定を…

地区2位に3ゲーム差は4月25日以来の急接近

【MLB】フィリーズ 9ー4 ドジャース(日本時間8日・ロサンゼルス)

 ドジャースは7日(日本時間8日)、本拠地でフィリーズと戦い4-9で敗れた。中盤までリードしていたもの、6回に走塁妨害の判定を巡ってデーブ・ロバーツ監督が退場。この回一挙5失点で流れを渡した。今季成績は66勝49敗、勝率.574。地区2位のパドレスとは3ゲーム差まで急接近し「ドジャースは崩れ始めた」「ヤバい状態」と日米ファンも焦りを隠しきれない。

 初回先頭打者アーチを浴びて先制されたものの、直後にフレディ・フリーマン内野手の適時打などで逆転に成功し、2回も2点を加えて序盤からリードを奪った。しかし5回に2点を返され、4-3で迎えた6回に“悪夢”が待っていた。

 6回無死二塁。マーシュのバントを三塁E・ヘルナンデスが三塁ベースカバーに入った遊撃・ロハスへ送球。タッチプレーのタイミングはアウトだったが、これが走塁妨害の判定となった。これにロバーツ監督は激昂。直後に退場処分となると、暴投などで勝ち越しを許し、シュワーバーに3ランを浴びて一挙5失点。9回にもシュワーバーにこの日3本目のアーチを許し、4-9で敗れた。

 この日は地区2位のパドレスがパイレーツに9-8で勝利。9回に追い付き、延長10回に3点を加えて逃げ切った。これによりドジャースとパドレスの差はわずか3ゲーム差。4月25日(同26日)以来、最少のゲーム差となっている。

 緊急事態ともいえる状況に日米ファンも悲鳴だ。「なんという負け方」「悲しい」「今すぐベッツとヤマモトの復帰を」「フィリーズとのシーズンは厳しすぎた」「パドレスとダイヤモンドバックスは絶好調だね。ドジャースは気を抜けない」「ドジャースはワイルドカードの2位スポットを争わなければならなくなってしまう」などとSNS上にはコメントが寄せられた。(Full-Count編集部)