8月8日、福岡県福岡市で開催されている「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子準…

 8月8日、福岡県福岡市で開催されている「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子準決勝が照葉積水ハウスアリーナで行われ、東山高校(京都府)が福岡第一高校(福岡県)と対戦した。

 試合序盤は福岡第一の強度の高いディフェンスが光り、8-17と9点ビハインドで最初の10分間が終了。第2クォーターは東山が反撃を開始し、3ポイントやフリースロー、セカンドチャンスからの得点で追走する。ハーフタイム時点で25-29と4点まで点差を詰めて後半へ。

 第3クォーターには東山が佐藤凪を中心に得点を重ねて逆転に成功。以降はリードチェンジを繰り返す展開となるも終盤に佐藤と瀬川琉久が3ポイントを沈め、46-39と7点リードで最終クォーターへ。

 最後の10分間は東山のオフェンスリバウンドが光り、続け様の攻撃で着実に時間を進めていく。残り時間約5分のタイミングで佐藤が負傷離脱するアクシデントに見舞われるも、交代で入った小野寺星夢が直後に4点プレーに成功するなど流れを明け渡さない。結局そのまま逆転は許さず、最終スコア68-52で東山が勝利を収めた。

 2年連続の決勝進出を果たした東山は、明日9日11時50分から行われる決勝で、初優勝をかけて美濃加茂高校(岐阜県)と対戦する。

■試合結果

<インハイ男子準決勝>

東山 68-52 福岡第一

東  山|8|17|21|22|=68

福岡第一|17|12|10|13|=52