中日・板山は一塁後方の飛球をスライディングキャッチ■中日 0ー0 DeNA(7日・バンテリンドーム) 中日に今季加入した板山祐太郎外野手が、7日のDeNA戦(バンテリンドーム)で超絶美技を見せた。二塁で出場し、一塁後方に落ちそうな飛球をスラ…

中日・板山は一塁後方の飛球をスライディングキャッチ

■中日 0ー0 DeNA(7日・バンテリンドーム)

 中日に今季加入した板山祐太郎外野手が、7日のDeNA戦(バンテリンドーム)で超絶美技を見せた。二塁で出場し、一塁後方に落ちそうな飛球をスライディングキャッチ。「まじで球際に強い」「普通にヤバい」とファンは声をあげている。

 0-0で迎えた延長12回。先頭のDeNA山本が、一塁後方にフラフラッとした飛球を打ち上げた。一塁の石川昂が打球を追い、ミットを差し出したが捕れず。ここに飛び込んだのが板山だった。スライディングしながら地面スレスレでキャッチした。

 8年間在籍した阪神を、昨年オフに戦力外に。中日には育成で入団し、5月5日に支配下登録された。阪神では二塁出場は9試合だったが、新天地ではここまで二塁で21試合に先発出場している。

 セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTAのデータによると、守備全般での貢献を示す「UZR」は、二塁で4.7。巨人・吉川尚輝内野手の8.7に次いで、12球団2位の高数値だ(150イニング以上)。

 新たな持ち場で躍動する30歳にファンも歓喜。SNSには「すげぇ!」「スーパープレー」「守備職人に変身してる」「素晴らしい守備」「たまらん」「普通に凄い」「メチャメチャうまい」とコメントが寄せられている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。