ジャッジはメジャートップの11敬遠をマークしている ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は、メジャートップタイの11個の敬遠で歩かされている。92四球も同僚のフアン・ソト外野手と並ぶ同トップとなっている。地元紙は今後も増え続けるだろうと予想…

ジャッジはメジャートップの11敬遠をマークしている

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は、メジャートップタイの11個の敬遠で歩かされている。92四球も同僚のフアン・ソト外野手と並ぶ同トップとなっている。地元紙は今後も増え続けるだろうと予想。その根拠に「右前打」の多さを挙げている。

 米ニューヨーク・ポスト紙が6日(日本時間7日)に映像を投稿。同紙のジョエル・シャーマン記者「とある試合で、ジャッジが第2打席でヒットを放ったあと、相手ベンチが『降伏しろ』と、言ったそうです」と説明している。

 さらに「(ブルージェイズ投手コーチで元横浜の)ピート・ウォーカーや(ヤンキースのベンチコーチを務める)ブラッド・オースマスが言っていましたが、『ジャッジは単なるパワーヒッターとして考えてはいけない。彼は素晴らしい打者なんだ』と、言っていました。なぜなら、ライトへの単打が非常に多いからです」と続けた。

「ピート・ウォーカーは続けて『投げ切ってもライト前ヒットになり、失投したら470フィート(約143.3メートル)の打球を打たれる。私たちは彼の対処に苦戦している。だったら、(無理に)勝負しない方がいい』と、言っていました」と説明。厳しい外角を突いても軽打で右前打にされる。そして少しでも制球がズレると特大弾を浴びる、というのだ。

 4日(同5日)のブルージェイズ戦では1試合で3敬遠をマークした。ヤンキースでは1999年のバーニー・ウィリアムズ以来となるという。シャーマン記者は「5月以降のジャッジの勢いはすごいです。打てる球は少ないのに、失投は見逃していません。バリー・ボンズみたいなんです」と“敬意”を示していた。(Full-Count編集部)