全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は6日、新たに新体操、アーチェリー、カヌーが始まり、福岡、長崎、大分の3県で…

全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は6日、新たに新体操、アーチェリー、カヌーが始まり、福岡、長崎、大分の3県で8競技が行われた。登山は成績発表があった。

バスケットボール男子で、開志国際が準々決勝に勝ち上がった。

3回戦は、昨年の総体で決勝進出を阻まれた日本航空(山梨)との再戦となった。平良宗龍選手(3年)は「勝ちきるという強い気持ちで臨んだ」といい、5本の3点シュートを含むチーム最多の29得点を挙げ、雪辱を果たした。

那覇市出身。「全国のトップレベルで常に練習したい」と、指導者として中学と高校の両方でチームを日本一に導いた経歴を持つ富樫英樹監督が率いる開志国際の門をたたいた。

1年生の頃から中心選手として活躍し、2022年にはウインターカップを制覇。23年にはプロリーグ・B1の琉球ゴールデンキングスに高校生ながら、特別指定選手として加入した。

プロの舞台では、どんな状況でも仲間に声をかけ続ける大切さを学んだ。この日も、試合中に大きな声を出し、チームを引き締めた。

ただ、そんな世代トップクラスのガードも、総体優勝の経験はまだない。「最後まで集中力を保ち、絶対に優勝したい」と頂点を見据えている。