軽ハンデを生かしての戴冠なるか。14年の豪G1コーフィールドCを制したアドマイヤラクティの半妹となるセントカメリア(牝5、栗東・高野友和厩舎)が、小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を目指す。  セントカメリアは父ドゥ…

 軽ハンデを生かしての戴冠なるか。14年の豪G1コーフィールドCを制したアドマイヤラクティの半妹となるセントカメリア(牝5、栗東・高野友和厩舎)が、小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を目指す。

 セントカメリアは父ドゥラメンテ、母アドマイヤテレサ、母の父エリシオの血統。母はJRAで5勝。半兄のアドマイヤラクティは14年のコーフィールドCと13年のダイヤモンドSの覇者。同じくアドマイヤジャスタは20年の函館記念を制している。

 ここまで16戦4勝。昨年末のサンタクロースSを制してオープン入り。その後は愛知杯が9着、都大路Sが3着、マーメイドSが6着だが、着差は全て1秒以内。上がり3Fは前々走がメンバー中最速タイ、前走が同じく3位タイなので、前崩れの展開になれば重賞でも見せ場以上があっていい。

 クラブの規定で現役生活は長くても来春まで。それだけに残された重賞勝ちのチャンスは多くない。軽ハンデを生かし、今度こそはきょうだい3頭目のタイトル奪取といきたい。