8月6日、照葉積水ハウスアリーナで「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子3回戦…

 8月6日、照葉積水ハウスアリーナで「令和6年度全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会(インターハイ)」の男子3回戦が行われ、準々決勝に進出するベスト8が決まった。

 地元で戦う福岡大学附属大濠(福岡県)と福岡第一(開催地枠)は、いずれも40点差以上の大差をつけて快勝。福大大濠はアンダーカテゴリーの日本代表に選出されている渡邉伶音ら5人が2桁得点をマークし、光泉カトリック(滋賀県)に99-40で勝利。福岡第一は八田滉仁が19得点を挙げ、駒沢大学苫小牧(北海道)を91-49と圧倒した。

 優勝候補の一角に挙げられている近畿王者の東山(京都府)は、北陸(福井県)と第4クォーターまで競り合う熱戦を繰り広げ、最後は突き放すように72-58で勝利。今大会の注目選手の一人でもある瀬川琉久がゲームハイの31得点を挙げ、準優勝を果たした昨年に続き準々決勝へと駒を進めた。

 北信越覇者として今大会に臨んでいる開志国際(新潟県)は、昨年の準決勝で敗れた日本航空(山梨県)に83-65で快勝。平良宗龍が5本の3ポイントを含む29得点と躍動した。“最怖留学生”オルワペルミ ジェラマイアを擁する日本航空はインハイ2連覇ならず。1回戦から存在感を示していたジェラマイアが26得点23リバウンド3ブロック、大道一歩が16得点10リバウンド6アシストと奮闘したものの、3回戦で姿を消すことになった。

 明日7日は、女子の準々決勝4試合に続いて、男子の準々決勝4試合が開催される予定。福大大濠は鳥取城北、福岡第一は昨年のウインターカップ準決勝で勝利した藤枝明誠と対戦し、北信越王者の開志国際と東海王者の美濃加茂が激突。難敵を乗り越えた東山は報徳学園とベスト4進出をかけて対戦する。

■8月6日の試合結果


<男子3回戦>

福岡大学附属大濠 99-40 光泉カトリック

鳥取城北 67-57 柳ヶ浦

開志国際 83-65 日本航空

阪南大高 65-91 美濃加茂

東山 72-58 北陸

報徳学園 49-47 八戸学院光星

駒沢大学苫小牧 49-91 福岡第一

藤枝明誠 69-60 八王子学園八王子

■8月7日の試合予定


<男子準々決勝>

福岡大学附属大濠 vs 鳥取城北

開志国際 vs 美濃加茂

東山 vs 報徳学園

福岡第一 vs 藤枝明誠