東海大市原望洋-滋賀学園  東海大市原望洋-滋賀学園 3回裏東海大市原望洋1死二塁、藤本の中前打を中堅手が本塁へ悪送球し、鯨井が生還。捕手後藤=甲子園【写真提供:共同通信社】

 

2鯨井 祥敬(東海大市原望洋3年・内野手)
くじらい・よしひろ 172センチ70キロ 右投右打 

チームに欠かせぬ「いぶし銀」

 しぶとい右打ちに堅実な二塁手と三塁手の守備。そしてチームに求められた役割はなんでもこなす。それが鯨井 祥敬の真骨頂である。全員が東海大市原望洋でプレー4人兄弟の末っ子ながら、兄3人から託された甲子園出場の夢を達成した芯の強さも彼の特長である。

 佐倉市立西志津中時代は名門・佐倉リトルシニアに所属。3年夏には後に同じ東海大市原望洋に進む最速147キロ右腕・金久保 優斗をはじめ塚本 翼、藤本 誠啓とともに全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)優勝を経験している。

東海大市原望洋は2年春に二塁手のレギュラーの座を獲得。2年の秋季大会では主に6番打者として14試合で打率.306。関東大会準優勝に貢献した。センバツでは9番セカンドとして出場したものの、5打数1安打に終わり、初戦敗退。三塁手の新天地で二季連続甲子園出場を目指して臨んだ夏では準決勝で木更津総合に敗れている。

 ただ、複数ポジションを守れ、小技が長けた内野手の存在は侍ジャパンU-18代表では必要不可欠。さっそくチーム加入後の練習試合では二塁手として出場。鯨井は自分の持ち味を最大限に発揮し、「さすが「いぶし銀」鯨井がいたから勝てた」と言われるような試合を演出する。