圧巻の攻撃力を発揮したベルギーが、日本に27点差をつけた(C)Getty Images 生き残りを懸けた決戦で返り討ちに…

 

圧巻の攻撃力を発揮したベルギーが、日本に27点差をつけた(C)Getty Images

 

 生き残りを懸けた決戦で返り討ちに遭った。

 バスケットボール女子日本代表はベルギー代表との1次リーグ最終戦に臨み、58-85で敗れた。勝った方が決勝トーナメント進出の可能性が残る一戦で、日本は結果を残せず。3戦全敗でパリ五輪を去ることになった。

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 一方のベルギーは、日本に27点差をつけて勝ったことで決勝トーナメント進出を決めた。現地メディア『Le Soir』は下記のように綴っている。

「東京オリンピックの準々決勝で喫した敗れた3年後、ベルギー・キャッツ(※キャッツはベルギー代表の愛称)はパリオリンピックでリベンジを果たした」

 2021年の東京五輪で日本は86-85で勝利し、銀メダルまで駆け上がった。それはベルギーにとっては屈辱だったのだろう。見事に3年越しでリベンジを果たされてしまった。

 試合は序盤からベルギーが主導権を握り、インサイドでもアウトサイドでも高い得点率を誇った。現地メディアの『La Libre』は決勝トーナメント進出のノルマが「27点差で勝つこと(※A組3位の中国を得失点差で上回れる点差)」であることを念頭に置いて、こう記している。

「日本の3ポイントシュートの不正確さとキャッツの団結力を考慮すると、27ポイントの探求は少しずつ減少した。終了5分前、ついに彼女たちは次のラウンドへの出場権を確実にするために必要な点差を手に入れた」
「キャッツは決して揺るがず、時には31点差をつける場面もあり、最終的に27点差の58対85で勝った。約束は果たされた!」

 3年前の勝者は現在の敗者に。逆もまた然り。こうして勝ったり負けたりしながら成長を遂げていくのだろう。早くもロサンゼルスでの次回大会の「再リベンジ」が楽しみになってきた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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