日本オリンピック委員会(JOC)の公式Xアカウントが、2日、SNSでの誹謗中傷に対する異例のお願いをアナウンスした。【画像】元卓球日本代表・水谷隼が自身の誹謗中傷に心境吐露「こんなのいっぱい届いたら誰でも心病むよ…」この投稿で…
日本オリンピック委員会(JOC)の公式Xアカウントが、2日、SNSでの誹謗中傷に対する異例のお願いをアナウンスした。
この投稿では、「TEAM JAPANからのメッセージ 応援いただく皆さまへ改めてSNS等の投稿に関してお願いがあります。 誹謗中傷などを拡散することなく、SNS等での投稿に際しては、マナーを守っていただきますよう改めてお願い申し上げます。 」とアナウンスされている。
これまで、陸上競歩の混合団体に出場する柳井綾音選手に対して、個人種目への出場取りやめを発表した際には「身勝手だ」といった声が上がっていた。
また柔道では、女子52キロ級の阿部詩選手が2回戦敗退後に号泣したことに「みっともない」「日本の恥」と批判が相次いだ。阿部選手は自身のインスタグラムで「情けない姿を見せてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪する事態となっていた。
この投稿には、「マナー大事!」「傷つけあうことがなくなりますように」と賛同のコメントが多くついた。
4年に1度の大舞台に出場する過程、本番でのパフォーマンス発揮のために全力を注ぐアスリートに対して、心無い誹謗中傷が届いている今の状況は看過できない。今一度、SNSを利用する際には、リスペクトも一緒にポストすることを望む。