8月2日にスタッド・ピエール・モーロワで「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」の男子バスケットボール競技が行われ…

 8月2日にスタッド・ピエール・モーロワで「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」の男子バスケットボール競技が行われ、グループBでは日本代表(FIBAランキング26位)がブラジル代表(同12位)と対戦した。

 2連敗で予選最終戦を迎えた日本は、試合を前に八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)が負傷のためチームから離脱。河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)、比江島慎(宇都宮ブレックス)、吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)、渡邊雄太(千葉ジェッツ)、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)が先発に名を連ねた。

 試合序盤から河村が3ポイントシュートや“3点プレー”で躍動。ただ、第1クォーター残り4分16秒から0-11のランを許し、12点のビハインドを背負った。吉井の3ポイントで流れを断ち切ると、渡邊がドライブから加点。20-31で最初の10分間を終えた。

 富樫勇樹(千葉J)の長距離砲で始まった第2クォーターは馬場雄大、渡邊も続いて一時2点差まで肉薄したが、相手の高確率な3ポイントを止められず。44-55と11点差のまま試合を折り返した。

 前半を終えて、河村が11得点、渡邊が10得点5リバウンド、馬場が8得点、ホーキンソンが7得点7リバウンドをマークした。

 第3クォーターは序盤からホーキンソンが3ポイントとフリースローで得点面をけん引。渡邊や河村なども加勢し、73-77と4点差まで詰め寄った。

 第4クォーターはホーキンソンの3ポイントでスタート。馬場の3ポイントなどで食らいついたものの、試合終了残り3分49秒から0-5のランで11点差まで広げられた。その後は富永啓生を投入して逆転を目指したものの、84-102で試合終了。目標に掲げた決勝トーナメント進出を逃し、3戦全敗でフランスから去ることになった。

■オリンピック 男子バスケットボール グループB 試合結果

日本 84-102 ブラジル

JPN|20|24|29|11|=84

BRA|31|24|22|25|=102