パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)のテニス競技は1日、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第8シードのS・チチパス(ギリシャ)の男子シングルス準々決勝がセンターコートフィリップシャトリエの第3試合に組まれ、現在行われて…

パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)のテニス競技は1日、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第8シードのS・チチパス(ギリシャ)の男子シングルス準々決勝がセンターコートフィリップシャトリエの第3試合に組まれ、現在行われている。
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両者は過去13度顔を合わせており、対戦成績はジョコビッチから11勝2敗。直近ではジョコビッチが10連勝中となっている。最後の対戦は昨年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝で、この時はジョコビッチが6-3, 7-6 (7-4), 7-6 (7-5)で勝利した。
なお両者は今大会と同会場で行われている全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でも2020年の準決勝と2021年の決勝の2度対戦しており、いずれもジョコビッチが勝利している。
37歳で世界ランク2位のジョコビッチがオリンピックに出場するのは5大会連続5度目。最高成績は2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)での銅メダルとなっており、今大会では悲願の金メダルを狙っている。
今大会は1回戦でM・エブデン(オーストラリア)、2回戦で元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)、3回戦で世界ランク70位のD・ケプファー(ドイツ)を下し8強入りした。
一方、25歳で世界ランク11位のチチパスは今大会、1回戦で同88位のZ・ベルグス(ベルギー)、2回戦で同58位のD・エヴァンス(イギリス)、3回戦で第12シードのS・バエス(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
この試合の勝者は準決勝で第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)と第11シードのL・ムセッティ(イタリア)の勝者と対戦する。
4強入りを果たし、メダル確定まであと1勝に迫るのはどちらの選手か。注目が集まる。

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