ニューカッスル・ユナイテッドが28年ぶりのジャパンツアー初戦を白星で飾った。 エディ・ハウ監督が率いるニューカッスルは31日に埼玉スタジアム2002で『Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo』と冠し…

ニューカッスル・ユナイテッドが28年ぶりのジャパンツアー初戦を白星で飾った。

エディ・ハウ監督が率いるニューカッスルは31日に埼玉スタジアム2002で『Jリーグインターナショナルシリーズ2024 powered by docomo』と冠した親善試合に登場し、浦和レッズと対戦。4-1と勝利した。

まだチーム作りの途上で、長旅の疲れもあったことだろうが、守備の方でも守護神のニック・ポープがPKストップなどで随所に好守を披露し、46歳のイングランド人指揮官は試合後の会見でこう振り返った。

「今の状態を試す意味でも非常に良い試合だった。シーズンに向けて改善すべきところがたくさんあるが、現段階の仕上がりとしては良いものだったし、試合に向かう姿勢が素晴らしかったよ」

開始3分に個人技も絡め、先制弾のアレクサンダー・イサクにも「彼がもっと得点できるような環境や、仕組み、ポジションができたら、それを提供していきたい」と話した。

2発のジェイコブ・マーフィーについても「色んなポジションもこなせるし、頼りになる」と信頼を寄せると、ゴールをお膳立てのジョー・ウィロックにも「彼は得点チャンスに絡める選手」と評した。

この試合ではブルーノ・ギマランイスとファビアン・シェア、ロイド・ケリーが来日メンバーに入りながら欠場したが、「次の試合に出てくれると期待している」と述べた。

そして、多くのニューカッスルサポーターが駆けつけた事実にも「日本人以外のサポーターも、日本のサポーターも声援を送ってくれた。こんなにも遠いところで応援してもらえて嬉しい」と感謝の言葉を送った。

次戦のニューカッスルは3日に国立競技場で横浜F・マリノスと対戦する。