日本勢唯一の本戦ストレートインとなった西岡良仁が第25シード 7月3日に開幕するウィンブルドンは、6月28日に男女シングルスのシード順を発表。男子ではカルロス・アルカラス(スペイン)、女子ではイガ・…
日本勢唯一の本戦ストレートインとなった西岡良仁が第25シード
7月3日に開幕するウィンブルドンは、6月28日に男女シングルスのシード順を発表。男子ではカルロス・アルカラス(スペイン)、女子ではイガ・シフィオンテク(ポーランド)の世界ランク1位が第1シードとなった。日本の西岡良仁(ミキハウス/世界ランク27位)は、第25シードとなっている。
【ウィンブルドン男女シングルスのシード順位】
2021年以降、世界ランキングに基づいてシードが決められる今大会。男子の第1シードとなったのは、今季すでにツアー5勝を挙げ、44試合を戦ってわずか4敗のアルカラス。前哨戦「シンチ選手権」(イギリス・ロンドン/ATP500)でも芝大会で初めてのタイトルを獲得し、調子を維持したままトップシードで今大会に臨む。
第2シードには同大会を通算7度制し、2018年から負けなしの28連勝中であるノバク・ジョコビッチ(セルビア/同2位)。グランドスラムタイトルホルダーとしては女子のマーガレット・コート氏に並ぶ史上最多24度目のタイトル獲得を目指す。
その他、第3シードにはダニール・メドベデフ(同3位)、第4シードにはキャスパー・ルード(ノルウェー/同4位)となった。また、日本人選手で唯一本戦ストレートインを果たした西岡は、第25シードとなっている。
女子では、今季も世界ランク1位の強さを見せて全仏オープンなどを制したシフィオンテクが第1シードに。ウィンブルドンでは4回戦を突破したことがないものの、4度目の挑戦で頂点を狙う。昨年大会でグランドスラム初優勝を果たしたエレナ・リバキナ(カザフスタン/女子同3位)は、第3シードとなった。
今大会の賞金総額は、過去最高となる4470万ポンド(約81億5800万円)となっており、男女シングルス優勝賞金は235万ポンド(約4億2900万円)と昨年より17%もアップしている。
なお、組み合わせ抽選は6月30日に実施される予定である。
※1ポンド=182.5円で換算