大坂なおみら日本人女子3名はシード勢と対戦 今年最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)は11日、女子シングルス本戦の組み合わせ抽選を実施。本戦ストレートインを果たしている…
大坂なおみら日本人女子3名はシード勢と対戦
今年最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)は11日、女子シングルス本戦の組み合わせ抽選を実施。本戦ストレートインを果たしている日本人女子では、出産を経て約1年3ヵ月ぶりに復帰を果たした大坂なおみ(フリー/世界ランク833位)、日比野菜緒(ブラス/同92位)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の本玉真唯(島津製作所/同122位)らが名を連ねた。
【画像】「全豪オープン」女子シングルス組み合わせ
26歳の大坂は、2022年9月の「東レ パン パシフィック オープンテニス」(東京・有明/WTA500)2回戦を棄権すると、その後ツアー出場はなくシーズンが終了。昨年の全豪オープン前に妊娠を発表するとともに、「2024年の全豪には出場します」と母親となっても現役を続ける意思を表明し、7月に第一子となる女の子を出産した。
約1年3ヵ月ぶりの実戦復帰となった今大会前哨戦の「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/WTA500)では2回戦敗退となった大坂。2022年の全米オープン以来となるグランドスラムとなる今大会の初戦では、元世界ランク4位で第16シードのキャロライン・ガルシア(フランス/同20位)と対戦することとなった。対戦成績は大坂の1勝0敗で、2年前の全豪オープン2回戦で対戦。6-2、6-3で大坂が勝利している。
2年ぶり7度目の全豪オープン本戦入りを果たした日比野は、初戦で第8シードのマリア・サッカリー(ギリシャ/同8位)と対戦。過去に1度対戦しており、2020年の全豪オープン2回戦で対戦し、6-7(4)、4-6で惜しくも敗れている。ランキングで格上の相手だが、2021年ウィンブルドン以来の2回戦進出を目指す。
ワイルドカードで本戦入りを果たし、グランドスラム本戦2度目の戦いとなる本玉の初戦は、2021年の全仏オープンチャンピオンで第9シードのバルボラ・クレイチコワ(チェコ/同10位)が相手。ランキング、実績ともに格上だが、2019年の対戦時には2-6、6-2、3-6と接戦を演じている。
全豪オープンは初めて日曜日に開幕。1月14日に開幕し、28日に閉幕する。