望月慎太郎、初挑戦となる全豪オープンで本戦入りまであと1勝 今年最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)男女シングルス予選2回戦が11日に行われ、日本人男子で予選第27シー…

望月慎太郎、初挑戦となる全豪オープンで本戦入りまであと1勝
今年最初のグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)男女シングルス予選2回戦が11日に行われ、日本人男子で予選第27シードの望月慎太郎(木下グループ/世界ランク138位)が予選決勝に進出し、本戦出場に王手をかけた。

【画像】「全豪オープン」男女シングルス組み合わせ

3試合を勝ち抜けば14日から始まるシングルス本戦の出場権が与えられるグランドスラム予選。1日遅れのスタートとなり、9日から実施されている。

昨年の「木下グループジャパンオープン」(東京・有明/ATP500)でツアー初勝利を挙げ、トップ10を破るなどベスト4の快進撃を見せた20歳の望月。初戦でニコラス・モレノ デ アルボラン(アメリカ/同151位)を3-6、6-0、6-2の逆転で予選2回戦に進んでいる。

予選2回戦では、初戦で島袋将(有沢製作所/同152位)をフルセットで破っているワイルドカード(主催者推薦)のトリスタン・スクールケイト(オーストラリア/同250位)と対戦。第1セットは、序盤に1ブレークずつした第5ゲームで望月が2度目のブレークに成功すると、第7ゲームも相手のサービスゲームを破って6-2で先取する。続く第2セットも5度あったブレークポイントをすべてしのいで、1ブレークのリードを保って6-4。ストレートで破り、昨年のウィンブルドン以来となるグランドスラム本戦に王手をかけた。

予選決勝の相手は、予選第7シードのアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ/同103位)。両者は、2021年のアメリカ・コロンバスでのチャレンジャーで対戦しており、望月は3-6、4-6で敗れている。予選決勝は12日のコート8第3試合(日本時間12日10時半以降)に組まれている。

女子シングルス予選2回戦に登場した内島萌夏(安藤証券/女子同170位)は、元世界ランク39位のフィオナ・フェロ(フランス/女子同154位)に4-6、1-6で敗れている。

なお、11日にはすでに本戦ストレートインを決めている選手で男女シングルスの組み合わせ抽選が実施。

男子では、西岡良仁(ミキハウス/同58位)が第8シードのホルガー・ルーネ(デンマーク/同8位)、ダニエル太郎(エイブル/同74位)がクリストファー・ユーバンクス(アメリカ/同34位)、綿貫陽介(SBCメディカルグループ/同104位)がミオミール・ケツマノビッチ(セルビア/同55位)と対戦。

女子では、日比野菜緒(ブラス/女子同92位)が第8シードのマリア・サッカリー(ギリシャ/女子同8位)、ワイルドカードの本玉真唯(島津製作所/女子同122位)が第9シードのバルボラ・クレイチコワ(チェコ/女子同10位)、妊娠・出産などを経た選手に与えられるスペシャルランキングで出場の大坂なおみ(フリー/女子同833位)が第16シードのキャロライン・ガルシア(フランス/女子同20位)と対戦する。