目周りはお顔の中でも特に皮膚が薄く、乾燥やしわが目立ちやすい部分。紫外線やデジタルデバイスの使用がさらに乾燥を加速させる原因に。しかし、適切なケアをすることで目元の乾燥やしわを効果的に解消し、若々しい印象を保つことが可能です。この記事では…

 目周りはお顔の中でも特に皮膚が薄く、乾燥やしわが目立ちやすい部分。紫外線やデジタルデバイスの使用がさらに乾燥を加速させる原因に。
しかし、適切なケアをすることで目元の乾燥やしわを効果的に解消し、若々しい印象を保つことが可能です。

この記事では、目周りの乾燥やしわの原因と、簡単に取り入れられる目元ケア方法について幅広く紹介します。

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目周りの乾燥・しわの原因は?

まずは目周りがなぜ乾燥するのかについてお伝えします。対策だけでなく原因も知っておくことでしっかりと対処できるようになるので、ぜひチェックしてみてください。

加齢による影響

年齢と共に、肌内のコラーゲンとエラスチンというタンパク質の生成が減少します。これにより肌の弾力が徐々に失われ、しわやたるみが目立つようになります。

また、ヒアルロン酸は肌の水分保持能力に重要な役割がありますが、加齢により量が減少し、肌の水分保持能力が低下することで、ハリ感が失われるのです。

紫外線、乾燥した空気など環境による要因

紫外線や乾燥した空気は肌内の水分が蒸発する原因に。
エアコンは、室温を調整する際に空気を除湿します。除湿は空気中の水分を取り除くため、空気中の水分量が減ると、湿度が下がり乾燥した状態になります。
そのため肌から水分を奪いやすいため、肌が乾燥しやすくなってしまうのです。

パソコンやスマホなどのデジタルデバイスの使用

デジタルデバイスは画面からブルーライトが発生します。ブルーライトは紫外線に似た影響があるため、乾燥の原因に。

特に起床時や就寝前など、日焼け止めを塗っていない状態で使用するときは注意が必要です。素肌の状態でパソコンやスマホを長時間使わないよう気をつけましょう。

目元の乾燥対策のご紹介

ここからは、目元の乾燥対策についてご紹介します。取り入れられそうなことからぜひ試してみてくださいね!

クレンジングや洗顔で目を擦らない

目元を擦ると、皮膚表面の角質層が剥がれ落ちてしまい、乾燥や小じわの原因に。

特にアイメイクを落とすときはクレンジング剤や洗顔料は皮膚にのせ、小鳥を撫でるようになじませましょう。洗い流すときもゴシゴシ擦らず、優しく触れるように流すことをおすすめします。

アイクリームや目元の美容液で保湿する

目元の乾燥やしわには、目元専用のクリームや美容液がおすすめです。デリケートな目元に特化しているため、低刺激で高保湿なものが多くあります。

特に、レチノールやナイアシンアミドはしわ改善の有効成分としておすすめです。しわや乾燥などのお悩みに合わせて選んでみてくださいね。

また、塗布する際は目元のしわに合わせてしっかりつけましょう。笑った状態を鏡で確認し、目元のどこにしわができるのかをチェックしながらつけると、塗り漏れがなくなります。「アイクリームを塗っているのに乾燥が落ち着かない」という場合は、塗る場所や塗る量を確認してみてくださいね。

日焼け止めを塗る

乾燥やしわを防ぐには日焼け止めは欠かせません。知らず知らずのうちに紫外線のダメージが蓄積してしまうものです。紫外線はガラス窓も通過するため、室内でも塗ることをおすすめします。くもりの日でも油断せず、しっかり塗りましょう。

その際、目の際ギリギリまでしっかりと塗ることが大切です。目周りが乾燥しやすい場合は保湿力の高い日焼け止めを選び、つけるときは強く擦らないよう優しく塗布しましょう。

まとめ

年齢とともに気になる目周りの乾燥やしわ。目元は人と話すときに自然と目がいくため、目元の印象でその人のイメージが変わることもあります。放っておくと、日に日にしわが深く、濃くなってしまうものです。
目元対策は早ければ早いほどおすすめなので、「目尻のしわが気になり始めた」という場合は、1日も早く対策していきましょう。

[文:フェムゾーンラボ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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下田 真理子

日本化粧品検定一級取得。ビューティアドバイザーとしてキャリアを積み、現在は美容ライターとして活動。美容師・エステティシャンへの講師やアドバイザー経験があり、美容全般に深い知識を持つ。主に美容・健康メディアで多数執筆中。