金メダルを獲得した米国女子体操チームの名をバイルズが発表した(C)Getty Images パリ五輪で女子団体総合の決勝が現地時間7月30日(日本時間31日)、ベルシー・アリーナで行われ、シモーネ・バイルズ率いる米国代表チームが、2位のイタ…

金メダルを獲得した米国女子体操チームの名をバイルズが発表した(C)Getty Images

 パリ五輪で女子団体総合の決勝が現地時間7月30日(日本時間31日)、ベルシー・アリーナで行われ、シモーネ・バイルズ率いる米国代表チームが、2位のイタリアに約5.8点差をつける171.296点の高得点を挙げて圧勝し、金メダルを獲得した。

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 前回の東京五輪ではメンタルヘルスの保護を理由に一部競技を棄権したバイルズだったが、パリ五輪では圧巻の演技でチームをけん引した。

 バイルズを含め、ジェード・キャリー、ジョーダン・チャイルズ、スニーサ・リー、ヘズリー・リベラの5人はまさに最強の米国女子代表。バイルズは自分たちの“チーム名”について自身のXで「ゴールデンガールズです」と明かし、理由は「最古のオリンピックチームだから」と説明した。

 この投稿には、1996年アトランタ五輪で金メダルを獲得した米国女子体操チームのドミニク・モセアヌ氏もXで反応し、「『ゴールデン ガールズ』はパーフェクトな名前だ。チームの熟練した卓越性と輝かしい業績の両方を美しく表現している」とし、「このチームの旅は、刺激を与え、輝き続ける!」と絶賛し、名前を気に入った様子だった。

 他のユーザーからも「かっこいい」といったコメントが寄せられ、「ゴールデンガールズ、おめでとうございます!」「皆さんを誇りに思います!」と、金メダル獲得に喜びと称賛の声が上がっていた。

 米国代表の演技に魅了されたのは選手も同じだった。8位入賞となった日本代表チームの牛奥小羽は「米国の選手と一緒に戦っていて、技のすごさが歓声を聞いてわかった。オリンピックの決勝の舞台はすごい雰囲気」と、競技後の『NHK』のインタビューに答えている。

 その中心にいた27歳のバイルズは、8月1日に個人総合の決勝に臨む。再び見るものを虜にする演技を見せてくれるはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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