日本時間7月31日(現地時間7月30日)、パリ2024オリンピックの男子バスケットボール日本代表(FIBAランキング26位)…

 日本時間7月31日(現地時間7月30日)、パリ2024オリンピックの男子バスケットボール日本代表(FIBAランキング26位)が見せた大激闘に、芸能界や現役選手からも感動を伝える声が届いている。

 「ショック・ザ・ワールド(世界を驚かそう!)」を合言葉に予選ラウンド突破を目標に掲げている日本代表は、ドイツ代表に敗れてから中2日で格上の開催国フランス代表(同9位)に挑戦。前半から真っ向勝負を挑んで接戦に持ち込むと、第4クォーターに八村塁が退場となるアクシデントもありながら、試合時間残り16秒で84-80と4点リードする展開に。土壇場で追いつかれ、延長戦までもつれた一戦を90-94で落としたが、29得点7リバウンド6アシストと存在感を示した若き司令塔の河村勇輝を筆頭に、日の丸を背負う選手たちが敵地を騒然とさせるプレーで輝きを放った。

 試合終了は31日午前2時過ぎと深夜だったものの、バスケ経験がある芸能人らが続々とXなどのSNSで反応。テレビ朝日バスケSPブースターを務める広瀬すず(@Suzu_Mg)は、「心臓に悪すぎた、、どっくんどっくん止まらない、、いやー、悔しい でも全員頑張った、、本当に素晴らしかった、、、」と、悔しさも滲ませながら選手たちを称える投稿。

 お笑いコンビ麒麟の田村裕(@hiroshi93)は、「バスケおもろい!!ナイスゲーム!!!日本はこれから世界と並んで戦っていくこと、いけることを証明してくれた!!よーし、ブラジルに勝ちたい!ブラジルも背水の陣で望んでくるだろう!勝ち切って目標を達成だーー!」と、予選突破(ベスト8進出)がかかるグループ最終戦を見据え、前向きなメッセージを綴った。

 そして、“不朽の名作”『スラムダンク』の作者である井上雄彦(@inouetake)は、「素晴らしい試合でした。我らの日本代表が誇らしい。勝利に値したことを世界中の人が見ていた。8強への挑戦は続いていく。フランスもさすがでした。おめでとう」と、日本代表を称えつつ、勝利したフランス代表への敬意も示した。

 芸能界のみならず、バスケ解説者としても活動していた元日本代表の川村卓也(@TakuyaKawamura1/新潟アルビレックスBB)は、「なんて試合だ…今回のパリオリンピックのベストゲームになると思います。ありがとう。本当にありがとう。心から感動しました」と日本代表に感謝。ともにパリ五輪で戦う女子日本代表の髙田真希(@Takada08)は「自分ももっと頑張ろう」、宮澤夕貴はInstagram(@miyazawa_yuki)を通じて「みんなすごかった!!!ちゃんとリカバリーしてください 男女共に勝つぞー」と刺激を受けた様子だった。

 今大会は12チームが3グループに分かれ、各組上位2位の6チームに加え、各組3位の中から成績上位2チームも決勝ラウンドに進出するレギュレーション。日本代表が決勝トーナメントに進出するには他2グルーブの結果も絡んでくるが、8月2日に行われるブラジル代表との予選最終戦に勝つことが絶対条件となる。

 運命の最終戦は日本時間8月2日18時00分ティップオフ予定。試合の模様は地上波フジテレビ系列で生中継、インターネット配信サービスTVerでライブ配信される。

■試合結果


<パリ五輪予選グループB第2戦>

日本 90-94 フランス

JPN|25|19|20|20| 6|=90

FRA|32|17|20|15|10|=94

■予選グループ順位表


<グループA>

1位 2勝0敗+17  カナダ ★決勝T進出

2位 1勝1敗+2 オーストラリア

3位 1勝1敗-5 スペイン

4位 0勝2敗-14  ギリシャ

<グループB>

1位 2勝0敗+33 ドイツ ★決勝T進出

2位 2勝0敗+16 フランス ★決勝T進出

3位 0勝2敗-24 日本

4位 0勝2敗-25 ブラジル

<グループC>

1位 1勝0敗+26 アメリカ

2位 1勝0敗+11 南スーダン

3位 0勝1敗-11 プエルトリコ

4位 0勝1敗-26 セルビア