パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)のテニス競技は29日、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)の男子シングルス2回戦がセンターコート フィリップシャトリエの第2試合に組まれた。日本…

パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)のテニス競技は29日、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)の男子シングルス2回戦がセンターコート フィリップシャトリエの第2試合に組まれた。日本時間29日の20時30分(現地13時30分)以降に開始予定。
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ジョコビッチとナダルは長年しのぎを削ってきたライバル。過去59度対戦しており、対戦成績はジョコビッチから30勝29敗と互角。直近の対戦は2022年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準々決勝で、この時はナダルが6-2, 4-6, 6-2, 7-6 (7-4)で勝利した。
37歳のジョコビッチがオリンピックに出場するのは5大会連続5度目。最高成績は2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)での銅メダルとなっており、今大会では悲願の金メダルを狙っている。今大会は1回戦でM・エブデン(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
一方、38歳で今季での引退を示唆しているナダルは北京オリンピック(中国/北京、ハード)のシングルスで金メダル、2016年のリオデジャネイロオリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)ではM・ロペス(スペイン)とのペアでダブルスでも金メダルを獲得している。今大会は1回戦でM・フチョビッチ(ハンガリー)を破り、初戦突破を決めた。
両者はR・フェデラー(スイス)A・マレー(イギリス)とともにBIG4と呼ばれテニス界を長年牽引してきた。フェデラーはすでに引退しており、マレーは今大会限りでの引退を表明している。そしてナダルも今季での引退を示唆しているなか迎える今回のジョコビッチとナダルの60度目の対戦。
もちろんこれが最後と決まったわけではないが、人々を魅了し続けてきたBIG4同士の対戦をファンは目に焼き付ける必要があるだろう。

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