金メダルを獲得したオーストラリア代表チームに性差別的な発言をした解説者が五輪報道から外された(C)Getty Images 米メディア『Eurosport』の解説者が、競泳女子400mリレーで金メダルを獲得したオーストラリア代表チームに性差…
金メダルを獲得したオーストラリア代表チームに性差別的な発言をした解説者が五輪報道から外された(C)Getty Images
米メディア『Eurosport』の解説者が、競泳女子400mリレーで金メダルを獲得したオーストラリア代表チームに性差別的な発言をしたとして、五輪報道から外されたと、英国の日刊紙『Daily Mail』などが報じている。
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同紙によれば、ベテラン解説者のボブ・バラード氏が、オーストラリア代表のエマ・マキオン、シェイナ・ジャック、モリー・オキャラハン、メグ・ハリスの4人が金メダルを獲得して会場を去ったあと、「女性たちはちょうど終わったところだ。女って化粧してウロウロしてるもんだ」と、発言したという。
この発言で、バラード氏と並んで解説を務めていたリジー・シモンズ氏も「言語道断」と評し、SNS上でも大きな反感を買ったのは言うまでもない。
バラード氏の動画はすぐに拡散され、Xでは早速「ボブ・バラードがどんな人か知っているだろう。性差別主義者だ」「恥じて頭を垂れ、放送から降りて1930年代に戻れ」といった怒りの声や、「この人たちはいつになったら学ぶのだろう?なぜ彼らには訓練が与えられないのか?」と呆れた様子で投稿するユーザーもいた。
競技を終え、本来なら祝福の言葉を述べるべき場で、あってはならない発言。まさに「言語道断」というべきだ。同氏は五輪では特に水泳と飛び込み競技で長年解説を務めていたという。なぜこのような発言をしたのか、まだ、公にコメントは発表していないという。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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