阿部は連覇を達成して笑顔を見せた(C)Getty Images 現地時間7月28日、パリ五輪の柔道競技は男子66キロ級の…
阿部は連覇を達成して笑顔を見せた(C)Getty Images
現地時間7月28日、パリ五輪の柔道競技は男子66キロ級の決勝が行われ、日本の阿部一二三（世界ランキング6位）がブラジルのウィリアン・リマ（同8位）を破り、日本男子で5人目となる連覇を達成した。
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阿部は初戦となった2回戦でハンガリーのベンツェ・ポングラツ、準々決勝ではタジキスタンのヌラリ・エマモリと対戦し、ともに一本勝ち。妹・詩の思いも背負い、順調に駒を進めた。
準決勝では世界ランキング1位のモルドバのデニス・ビエルと対戦。4分間の本戦では決着がつかず、ゴールデンスコア（延長）戦に突入した。すると、開始9秒に払い腰で技ありを奪い、決勝進出を決めた。
決勝では、2分を経過したところで技ありを奪うと、直後に袖釣り込み腰で合わせ技一本。圧巻の戦いぶりをみせ、連覇を達成した。
この結果に、「阿部一二三」がトレンド1位に浮上。SNSでは、「最高の柔道家」「連覇おめでとう」「詩選手の分まで頑張った」「素晴らしいお兄ちゃん」「文句なしの金」「かっこ良すぎて流石に惚れた」など、祝福のコメントが多く寄せられていた。
この日の勝利で、2019年8月から続く無敗を継続。また、日本柔道通算50個目の金メダルとなり、偉大な先輩に負けない活躍ぶりをみせた。兄妹による2大会連続同日制覇の夢は叶わなかったが、最強の姿をみせつけた。
五輪連覇を達成し、次はどのような活躍と感動を与えてくれるのか。これからの活躍も楽しみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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