総合格闘技イベント「Yogibo presents 超RIZIN.3(スーパーライジン3)」は28日、さいたまスーパーアリーナにて開催。 「スタンディングバウト特別ルール」で行われた第10試合の「マニー・パッキャオ vs. 安保瑠輝也」はフ…

総合格闘技イベント「Yogibo presents 超RIZIN.3(スーパーライジン3)」は28日、さいたまスーパーアリーナにて開催。

「スタンディングバウト特別ルール」で行われた第10試合の「マニー・パッキャオ vs. 安保瑠輝也」はフルラウンドで決着がつかず、ドローとなった。

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■王者「とても強くて素晴らしいファイター」

ボクシング世界6階級制覇王者を、デモリッションマン・安保が追い詰めた。

身長166センチのパッキャオに対し、180センチの安保はリーチ差を活かし距離を置きながらの試合運び。最初に観客を沸かせたのは安保の右ストレート、これをギリギリで見切るパッキャオ。第1ラウンドはお互いクリーンヒットがないまま終えた。

第2ラウンドではパッキャオが前に出る。飛び込んだパッキャオの左が安保の顔面をとらえ、安保には鼻血が見られたが、その後は安保もパッキャオのパンチを見切るシーンが増えた。

最終第3ラウンド、飛び込んでくるパッキャオに安保は笑顔で打ち合い、場内からは大歓声。残り1分、安保の大振りのフックに王者がフラつく場面もあった。

世界のレジェンドと、元K-1王者の3分3ラウンドに固唾をのんだアリーナの大観衆。

試合後、安保は「伝説の選手だけに、むちゃくちゃやりにくかったし、よくこの身長差でやれるなと思いました」と王者の技術を称え、一方のパッキャオは「安保選手はボクシングの経験がないのに、とても強くて素晴らしいファイターでした」と安保の健闘を称賛。

記念撮影の最中、パッキャオから安保へ「ボクシングやればいいのに!」と掛けた声がマイクに拾われる一幕もあった。

同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。

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