大谷が自己最多タイの26盗塁をマークした(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が現地時間7月27日(日本時間28日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。8回の第5打席で四球を選ぶと、…

大谷が自己最多タイの26盗塁をマークした(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間7月27日(日本時間28日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。8回の第5打席で四球を選ぶと、2021年以来、自己最多タイの26盗塁をマークした。大谷は3打数2安打2打点と活躍したが、チームは6-7でサヨナラ負けを喫している。

【動画】右翼席へ特大の一発!大谷翔平が32号本塁打を放つシーン

 1-0とリードした3回の第2打席では、ノーヒッター右腕のロネル・ブランコから右翼席へ2試合ぶりの32号本塁打を放った。打球速度118.7マイル(191キロ)、角度29度、飛距離443フィート(135メートル)の特大の一発で、相手の右翼手は打球を追うこともなかった。これで2-0となった。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで「ショウヘイ・オオタニはアストロズに対して驚異的なロケット弾を放った。打球速度は118.7マイル、飛距離443フィートだった。彼はヤバい」と、驚きの投稿をしている。

 この日はブレーブスのマルセル・オズナが30号を放ち、1本差となったが、また2本差に突き放した。初回の第1打席は左中間へ大きな当たりだったが左飛に倒れている。第3打席は四球を選び、その後ギャビン・ラックス、テオスカー・ヘルナンデスの適時打で4-0となった。

 6回一死一・二塁の第4打席は初球を叩いて左翼への適時打を放ち、5-0。3戦連続のマルチ安打もマークした。直後にアストロズの反撃に合い、5-4と1点差に迫られたが、8回にキャバン・ビジオの一発で6-4。しかし、直後に2点を返されて6-6の同点とされると、9回に先頭のアレックス・ブレグマンのサヨナラ弾で逆転負けとなった。

 大谷は自身初の「30-30」(30本塁打・30盗塁)は時間の問題。この日の盗塁で年間39盗塁ペースとなり、過去5人しか達成していない「40-40」(40本塁打&40盗塁)も現実味を帯びてきた。達成すれば史上6人目となる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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