大谷が今季32号アーチを放った(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が現地時間7月27日(日本時間28日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。1-0とリードした3回の第2打席で、ノー…

大谷が今季32号アーチを放った(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間7月27日(日本時間28日)、敵地ミニッツメイド・パークでのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。1-0とリードした3回の第2打席で、ノーヒッター右腕のロネル・ブランコから右翼席へ32号本塁打を放った。打球速度118.7マイル(191キロ)、飛距離443フィート(135メートル)の特大の一発となった。

【動画】右翼席へ特大の一発!大谷翔平が32号本塁打を放つシーン

 この日、ブレーブスのマルセル・オズナが30号を放ち、1本差に迫られていたが、また突き放した。初回の第1打席は左中間へ大きな当たりを放ったが、左飛に終わっている。

 前日の同戦では3打数2安打1盗塁と活躍。初回の第1打席、初球を捉えて中堅へ運ぶと、快足を飛ばして二塁打とした。0-1で迎えた3回の第2打席は左翼へヒット性の当たりを放ったが好守に阻まれて左直に終わった。

 6回一死一塁の第3打席は四球、8回の第4打席は中堅への安打で出塁し、二塁へ今季25個目の盗塁も決めた。盗塁数は自己最多の26個にあと「1」と迫っている。

 試合前まで102試合に出場して打率.315、31本塁打、74打点の成績で、自身初の「30-30」(30本塁打・30盗塁)も時間の問題といえる。その先のトリプルスリーや「40-40」(40本塁打・40盗塁)、三冠王の可能性もあるだけに、今後の活躍に大いに期待したい。

 打線の中軸を担っていたフレディ・フリーマンが前日の試合から離脱。三男のマキシマス君くんが一過性滑膜炎に罹患したため、家族の緊急リストに入ったことが発表された。打線がつながらずチームは0-5で敗れた。フリーマンの分も大谷がチームを引っ張る。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【関連記事】MLBパワーヒッターランキングに変化 大谷翔平をトップタイに導いた「一発」とは

【関連記事】大谷翔平とMVPを争う強敵ハーパー…ライバルの地元メディアが警戒「後半戦はモンスター級の活躍が必要だろう」

【関連記事】大谷翔平は「異次元」 MLBも知る中村紀洋氏が語った“ボンズ級”の凄み「ミスショットがレフトに入るとかありえない」