7月27日、パリ2024オリンピック男子バスケットボールの予選グループB第1戦がスタッド・ピエール・モーロワ(リール)にて開…

 7月27日、パリ2024オリンピック男子バスケットボールの予選グループB第1戦がスタッド・ピエール・モーロワ(リール)にて開催され、日本代表(FIBAランキング26位)がドイツ代表(同3位)と対戦している。

 トム・ホーバスヘッドコーチが率いる日本代表は、河村勇輝(横浜ビー・コルセアーズ)、渡邊雄太(千葉ジェッツ)、吉井裕鷹(三遠ネオフェニックス)、八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)、ジョシュ・ホーキンソン(サンロッカーズ渋谷)をスターティングファイブに起用。五輪直前の強化試合セルビア代表戦と同じ5人で挑んだ。

 昨年のワールドカップ覇者を相手に、日本代表は立ち上がりから追いかける展開となったものの、河村の鋭いドライブから渡邊雄太が3ポイントを決めると、河村も自ら長距離砲を成功。その後も吉井裕鷹が長短のシュートを沈めるなど懸命に食らいつき、最初の10分を7点ビハインドの21-28で終える。

 続く第2クォーターはターンオーバーを誘う好守から入り、渡邊雄太、ホーキンソンの2ポイントに加え、八村が雄叫びを上げながら豪快なダンクを叩き込む場面も。ターンオーバーからの失点が続き一時16点差とされたが、司令塔の河村を中心に反撃。同終盤には八村がフリースローでスコアを伸ばし、44-52で前半を終了した。

 前半終了時のスコアは、昨夏のワールドカップ初戦で対戦した際に22点差、大会直前の強化試合で対戦したい際に25点差をつけられていただけに、ここまでのスコアは善戦。渡邊雄太がチーム最多13得点、チーム全体でもリバウンド数18-14と相手を上回っている。