名牝系を彩る1頭となるか。エアグルーヴの孫のルージュレアリーズ(牝2、栗東・福永祐一厩舎)が、日曜新潟4Rの2歳新馬(芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。  ルージュレアリーズは父レイデオロ、母ラストグルーヴ、母の父ディープインパクトの…

 名牝系を彩る1頭となるか。エアグルーヴの孫のルージュレアリーズ(牝2、栗東・福永祐一厩舎)が、日曜新潟4Rの2歳新馬(芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。

 ルージュレアリーズは父レイデオロ、母ラストグルーヴ、母の父ディープインパクトの血統。半兄が昨年の京王杯スプリングCを制したレッドモンレーヴ、祖母がエアグルーヴ、曾祖母がダイナカールという名牝系の出身。伯父のルーラーシップやフォゲッタブル、伯母のアドマイヤグルーヴやグルヴェイグなど、近親には活躍馬がズラリと並ぶ。母は11年のセレクトセール1歳で3億5000万円(税抜)の高額で取引されたが、1戦1勝で無念の引退。しかし、体質さえ強ければ重賞、さらにはGIを狙える逸材だった。

 当初は6月23日の京都芝1800mでデビュー予定だったが、レース当週になって回避。立て直しを図り、今回は仕切り直しの一戦となる。ここはきっちりとモノにして、先々の大舞台に一歩前進といきたい。