千賀が今季初先発で好投した(C)Getty Images 右肩痛で負傷者リスト(IL)入りしていたメッツの千賀滉大が現地時間7月26日(日本時間27日)、本拠地でのブレーブス戦で今季初登板初先発を果たした。5回まで2安打2失点9奪三…

千賀が今季初先発で好投した(C)Getty Images

 右肩痛で負傷者リスト(IL)入りしていたメッツの千賀滉大が現地時間7月26日(日本時間27日)、本拠地でのブレーブス戦で今季初登板初先発を果たした。5回まで2安打2失点9奪三振で今季初勝利の権利を得た。

【動画】今季初先発!千賀滉大の“お化けフォーク”が初回から冴える

 千賀がメジャーの舞台に帰ってきた。初回、先頭のジャレド・ケリニックを代名詞の「お化けフォーク」で空振り三振に切って取ると、二死からマルセル・オズナに死球を与えて出塁を許すが、続くマット・オルソンは134キロのスライダーで見逃し三振に仕留めた。

 2回は先頭のトラビス・ダーノーに安打を許すと、一死からアダム・デュバルに左翼ポール際へ2ランを浴びて先制を許した。

 3回は走者を出しながらも無得点に抑えると、直後にJ.D.マルティネスの11号満塁弾で逆転に成功すると、マーク・ビエントスにも2ランが飛び出すなど7-2。さらに4回にも1点が加わり8-2と味方打線から大きな援護点をもらった。

 4回はトラビス・ダーノーを見逃し三振、エディ・ロサリオを左直、デュバルは156キロのストレートで空振り三振に切って取り、三者凡退に抑えた。5回は先頭を打ち取ると、続く打者も2連続三振で今季初勝利の権利を得た。

 メジャー1年目の昨季は12勝7敗、防御率2.98の好成績を収めた右腕。後半戦に入ったが、千賀の2年目がいよいよ始まった。ここから勝ち星を積み上げる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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