7月27日(土)は新潟・札幌の2場開催。26日(金)正午の馬場状態は、新潟が芝良・ダート稍重、札幌が芝・ダートともに良。27日の天気は新潟が曇りのち雨、札幌が曇り時々雨の予報となっている。  なお、新潟競馬では暑熱の対策のため、競走時間…

 7月27日(土)は新潟・札幌の2場開催。26日(金)正午の馬場状態は、新潟が芝良・ダート稍重、札幌が芝・ダートともに良。27日の天気は新潟が曇りのち雨、札幌が曇り時々雨の予報となっている。

 なお、新潟競馬では暑熱の対策のため、競走時間帯の拡大を実施する。1レースは9時35分にスタート。メインの関越Sは7レースで15時45分、重賞の新潟ジャンプSは9レースで16時50分。最終レースは18時25分となる。

■新潟ジャンプSでホッコーメヴィウスが巻き返しと同レース2勝目を狙う
 新潟9Rは障害3250mの新潟ジャンプS(JGIII)。ホッコーメヴィウスは一昨年のこのレースの覇者。前走の落馬の影響もなさそうで、それまで連続2着と調子を上げていたので、ここは巻き返しが期待される。対するは昨年のこのレースの覇者サクセッション、障害で安定してきたパトリックなど。

■関越Sで堅実なアスコルティアーモが3連勝を狙う
 新潟7Rは芝1800mの関越S(OP)。デビュー以来7戦、馬券圏内を外していないアスコルティアーモがここも連勝を伸ばすか。対するは前走・エプソムCで3着のシルトホルン、新潟相性が良いセレシオン、そして1年7カ月ぶりとなる22年東スポ杯2歳S覇者ガストリックなど。

■STV賞は距離短縮でシュバルツクーゲルを見直したい
 札幌11Rは芝2000mのSTV賞(3勝)。シュバルツクーゲルは昨年の東スポ杯2歳Sで2着したように素質が高い。青葉賞は2400mで伸び切れなかったが、2000mのここなら守備範囲。巻き返しを期待したい。対するは休み明けをひと叩きされたインスタキング、後方からのレースになった前走でも崩れなかったショウナンアデイブなど。

■豊栄特別はマイルへ距離短縮するワンダイレクトに注目
 新潟6Rは芝1600mの豊栄特別(2勝)。ワンダイレクトは休み明けを叩かれてマイルへ距離を短縮。これまでの競馬からは合いそうだ。新味を期待したい。その他、2戦連続2着の良血馬スイープアワーズ、前々走がGIIで4着のカズミクラーシュなど。

■札幌5Rの新馬戦に素質馬が揃う
 札幌5Rは芝1500mの新馬戦。セレクトセール当歳9000万円(税抜き)のアルテヴェローチェ、セレクトセール1歳9800万円(税抜き)のヒシアマン、アイルランドダービー馬のSantiagoの半弟アルハイルフォートなどがデビューする。

■新潟3Rの新馬戦でクロスクリーガーの半弟デーモンスレイヤーなどがデビュー
 新潟3Rはダート1200mの新馬戦。15年レパードSなど重賞2勝を挙げたクロスクリーガーの半弟デーモンスレイヤーが西村淳也騎手でデビューする。

■新潟2Rの新馬戦でライラプスの仔カルミアクラウンなどがデビュー
 新潟2Rは芝1400mの新馬戦。05年クイーンCを勝ったライラプスの仔カルミアクラウンが川田将雅騎手でデビューする。

■石川裕紀人騎手らが節目の勝利までわずか
 石川裕紀人騎手はJRA通算300勝まであと3勝で、本日は新潟で2鞍に騎乗する。角田大和騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、本日は新潟で1鞍に騎乗する。嶋田純次騎手はJRA通算100勝まであと2勝で、本日は新潟で4鞍に騎乗する。