大坂なおみ、パリ五輪女子シングルス1回戦で元世界1位ケルバーと対戦。27日のセンターコート第4試合に登場

大坂なおみ、今大会で引退のケルバーと対戦
7月27日に開幕するパリ五輪のテニス競技。現地25日にドロー抽選会が行われ、女子シングルス1回戦では大坂なおみ（フリー／世界ランク102位）がアンゲリーク・ケルバー（ドイツ／同217位）と、内島萌夏（安藤証券／同66位）がエリーナ・スビトリーナ（ウクライナ／同31位）と対戦することが決まった。

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昨年7月の出産を経て、今年1月からツアーに復帰した26歳の大坂。約2ヵ月前に、パリ五輪と同会場で行われた全仏オープンでは、2回戦で敗れたものの、世界ランク1位のイガ・シフィオンテク（ポーランド）をあと一歩まで追いつめるプレーを披露した。聖火リレーの最終走者を担い、聖火台に点火した3年前の東京五輪に続いて、2度目のオリンピックである。

初戦では、今大会で引退することを発表したケルバーと対戦。元世界1位同士の対戦は、今大会で7度目。大坂は2勝4敗と負け越しており、約2年4ヵ月ぶりの対戦となる。試合は、競技初日となる27日のコート・フィリップ・シャトリエ第4試合（日本時間28日2時に第3試合開始）に組まれた。

また、自己最高ランクとなる66位を記録している内島は、初のオリンピック出場。今季、ツアー下部で3大会連続優勝を果たし、トップ100入りを果たすと、全仏オープンで初めてグランドスラム2回戦に進んだ。

初戦の相手は、2017年に世界ランク3位となっているスビトリーナ。リオデジャネイロ五輪ではベスト8、東京五輪ではウクライナ選手として初めて銅メダルを獲得している難敵となっている。

女子ダブルスでは、東京五輪に続いて柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス）と青山修子（近藤乳業）のペアで出場し、1回戦でアナ・ボグダン／ジャケリン・クリスチャン（ルーマニア）と対戦する。

混合ダブルスでは、柴原が初めて錦織圭（ユニクロ）と組んで出場。キャロライ・ガルシア／エドゥアルド・ロジェ・バセラン（フランス）との対戦が決まった。