クリスタル・パレスがマルセイユのセネガル代表FWイスマイラ・サール(26)の獲得に迫っている。イギリス『The Athletic』が報じている。 バイエルンに流出したU-23フランス代表MFマイケル・オリーズに加え、イングランド代表MFエ…

クリスタル・パレスがマルセイユのセネガル代表FWイスマイラ・サール(26)の獲得に迫っている。イギリス『The Athletic』が報じている。

バイエルンに流出したU-23フランス代表MFマイケル・オリーズに加え、イングランド代表MFエベレチ・エゼの去就が不透明なイーグルス。

すでに日本代表MF鎌田大地を確保したものの、2シャドーの一角や個で局面を打開するアタッカーの補強は急務だ。

そんななか新戦力候補として獲得に迫っているのが、ロベルト・デ・ゼルビ新監督の就任で前線刷新を図り、浮いた存在となっている26歳FWだ。

報道によると、パレスとマルセイユは1500万ユーロ(約25億円)の移籍金で合意に至り、選手サイドとは2028年までの4年契約で合意に達したという。

サールは、母国のジェネレーション・フットから2016年7月にメスへ加入。2017年7月にはスタッド・レンヌに完全移籍した。2019年8月からはワトフォードでプレー。その後、昨年夏に完全移籍で加入したマルセイユでは公式戦35試合に出場し、5ゴール6アシストの数字を残していた。

なお、2シーズンぶりのイングランド帰還となるサールは、プレミアリーグで通算50試合10ゴール8アシストを記録。左右のウイングに加え、センターフォワードでもプレー可能な右利きアタッカーは、ボールのオン・オフに関わらず、爆発的なスピードを全面に押し出したプレーを得意としており、オリバー・グラスナー監督のスタイルに合致する人材だ。