日曜の札幌は曇時々雨の予報となっている。降水確率は70%。極端な馬場悪化はないかもしれないが、備えあれば憂いなし。クイーンSが道悪になった場合に注意すべき馬を取り上げる。  00年に古馬に開放されて以降、すべての年が良馬場で行われている…

 日曜の札幌は曇時々雨の予報となっている。降水確率は70%。極端な馬場悪化はないかもしれないが、備えあれば憂いなし。クイーンSが道悪になった場合に注意すべき馬を取り上げる。

 00年に古馬に開放されて以降、すべての年が良馬場で行われている一戦。そもそも札幌は道悪になりづらいので、「重&不良になった場合のコース傾向」は掴みづらい。ならば、シンプルに個々の馬の適性を見るべきだろう。

 そこで注目はウインピクシスだ。これまで稍重〜重で[2-0-0-1]の好成績。その道悪適性をサポートしているのは血統だろう。父ゴールドシップ×母の父ロージズインメイの配合は、これまでJRAで24頭が走り、勝率10%、連対率21%。しかし、芝の稍重〜不良では[9-10-4-36]の勝率15%、連対率32%。大幅に成績がアップするのだ。

 良だった昨年のクイーンSでは9番人気ながら2着に健闘したウインピクシス。道悪が叶えば、悲願の初タイトルに手が届いていい。