イギリスオリンピック協会は25日、パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)を最後に現役引退を表明している元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)が男子シングルスを欠場すると発表した。マレーの現役最後の試合はD・エヴァンス(イギリス…

イギリスオリンピック協会は25日、パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)を最後に現役引退を表明している元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)が男子シングルスを欠場すると発表した。マレーの現役最後の試合はD・エヴァンス(イギリス)との男子ダブルスとなる。
37歳のマレーはシングルスで46個のタイトルを掲げており、四大大会ではウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で2勝、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で1勝を飾っている。
また、2012年のロンドンオリンピック(イギリス/ロンドン、芝)男子シングルスではイギリス人男子として104年ぶりに金メダルを獲得。続く2016年のリオデジャネイロオリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)でも金メダルに輝き、史上初のオリンピック連覇の偉業を成し遂げた。
度重なる怪我に苦しめられたマレーは23日に今大会での引退を表明。そしてこの日、マレーがシングルスを欠場することが発表され、マレーにとって現役最後の試合はエヴァンスとの男子ダブルスになることが決まった。

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