ヤクルト大西広樹は37試合に登板し防御率0.93、球宴にも選出された ヤクルト5年目の大西広樹投手が快投を続けている。今季はリリーフとして37試合に登板し、直近23試合では自責点0を継続。ファンからは「去年とは別人のようだ」「まさか今年ここ…

ヤクルト大西広樹は37試合に登板し防御率0.93、球宴にも選出された

 ヤクルト5年目の大西広樹投手が快投を続けている。今季はリリーフとして37試合に登板し、直近23試合では自責点0を継続。ファンからは「去年とは別人のようだ」「まさか今年ここまで化けるとは思わなんだ」「大西は燕の希望」と声があがっている。

 大西は2019年ドラフト4位で大商大から入団した26歳。今季は、中継ぎとして回跨ぎや勝ちパターンなど様々な場面で登場し、きっちり抑えている。37試合に登板し5勝1敗1セーブ13ホールド、防御率0.93。球宴にも選出されるなど覚醒の前半戦で、不振の清水昇投手らの穴を埋める活躍といえるだろう。

 今季、大西の大きな変化は、持ち球の球種の進化。チェンジアップ系球種の100球当たりの失点増減を表す「wCH/C」は投球回が30イニング以上の投手の中では、12球団最高の「5.41」。ツーシーム系球種の100球当たりの失点増減を表す「wFT/C」は昨季「0.82」→今季「6.59」と劇的な改善が見られた。

 シーズン前、春季キャンプで26歳右腕の投球を見つめた、ヤクルトOBで評論家の五十嵐亮太氏も「投げる球の質が良くなっている」と絶賛していた。無双投球を続ける右腕に「まじでどんな場面でも良いな」「大西投手本当に素晴らしい」「大西ライオン素晴らしすぎる」とSNSは絶賛状態だった。後半戦もブルペンを支える快投に期待がかかる。(Full-Count編集部)