アパラチアンリーグのオールスター戦に西軍「6番・一塁」で先発出場 岩手・花巻東高から米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手は23日(日本時間24日)、米国の大学生が参加する「アパラチアンリーグ」のオールスター戦に西軍の「6番・一塁」…

アパラチアンリーグのオールスター戦に西軍「6番・一塁」で先発出場

 岩手・花巻東高から米スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手は23日(日本時間24日)、米国の大学生が参加する「アパラチアンリーグ」のオールスター戦に西軍の「6番・一塁」で先発出場。同点の6回に中前適時打を放った。3打数1安打1打点。これが決勝点となり、チームは4-1で勝利した。

 痛烈な当たりだった。1-1で迎えた6回1死一、二塁。左腕の初球、外角スライダーに振り抜いた。強烈なピッチャー返となった打球は中前へ。二塁走者が生還する勝ち越し打となった。

 初回2死一、二塁は遊飛、4回先頭は空振り三振に倒れた。8回無死は見逃し三振だった。ケビン・マホニー監督も「素晴らしい仕事をしていると思う。まだ期間は短いのにチームメートとうまくやっている。プレーを楽しんでいる」と目を細めていた。

 佐々木は6月末から7月にかけて、MLBドラフトリーグに出場。6月26日(同27日)から30日(同7月1日)までの5試合でチーム内の週間MVPを受賞するなど、通算26試合に出場して打率.221、OPS.782、チーム最多&リーグ2位タイの4本塁打をマークした。アパラチアンリーグのグリーンビル・フライボーイズの一員として参加した20日(同21日)にはリーグ戦初本塁打でマークしていた。

 岩手・花巻東高では高校通算140本塁打を記録。日本プロ野球のドラフト上位候補として名前が挙がっていたが、プロ野球志望届を提出せずに米国大学への留学を決めた。(Full-Count編集部)