ITTFワールドツアー・チェコオープン<オロモウツ>(2017年8月22日~27日)見どころ:水谷が欠場。打倒ティモ・ボルを目指す日本男子。女子は石川が2週連続優勝なるか。先週開催されたブルガリアオープンに引き続き、ITTFワールドツアー・…

ITTFワールドツアー・チェコオープン<オロモウツ>(2017年8月22日~27日)

見どころ:水谷が欠場。打倒ティモ・ボルを目指す日本男子。女子は石川が2週連続優勝なるか。

先週開催されたブルガリアオープンに引き続き、ITTFワールドツアー・チェコオープンが開幕。

男子シングルスはエントリーリストに記載のあった世界ランキング6位の水谷隼がキャンセルに変更。これに伴い、世界ランキング7位のドイツの英雄ティモ・ボルを、ブルガリアオープン準優勝の松平健太と張本智和が追う混戦模様に。

女子シングルスはブルガリアオープン優勝の石川佳純が2週連続の優勝を目指し、石川と決勝を争った伊藤美誠がリベンジを狙う。海外勢は世界ランキング9位のドイツのハン・インがエントリー。守備範囲の広いカットで日本勢を苦しめることが予想される。

ダブルスは吉村真晴・上田仁がブルガリアオープンに続く2週連続の優勝を狙う。女子は石川佳純・伊藤美誠組を解消し、伊藤美誠・早田ひなペアに変更してエントリー。伊藤は2週連続のダブルス優勝を狙う。

8月24日時点での速報

男子シングルスはベスト16が出揃った。第一シードのティモ・ボルが順当に勝ち上がりを見せる中、日本勢は第二シードの松平健太に加え、張本智和、吉村真晴、上田仁が勝ち残っている。次のベスト8決定戦で張本と吉村が対戦する。

女子シングルスはベスト16のうち10人が日本選手となり、選手層の厚さを見せている。特に第一シードの石川佳純、第三シードの伊藤美誠は好調を維持し、1セットも落とさずに勝利。次節のベスト8決定戦では、森さくら対浜本由惟、早田ひな対佐藤瞳、橋本帆乃香対塩見真希と3試合が日本人対決となる。

男子ダブルスは張本・木造ペアが棄権。残る吉村・上田ペアが順当に準々決勝に駒を進めると、女子ダブルスも伊藤・早田ペアと佐藤・橋本のカットペアのいずれもベスト8に残った。

U21(21歳以下シングルスの部)は全日程が終了し、男子は木造勇人が3位。女子は森薗美月と笹尾明日香がそれぞれ3位となった。

チェコオープン出場の日本人選手とエントリー種目一覧

男子シングルス

選手名所属世界ランキング
(2017年8月現在)
松平健太木下グループ16位
張本智和JOCエリートアカデミー18位
村松雄斗東京アート30位
吉村真晴名古屋ダイハツ31位
上田仁協和発酵キリン42位
木造勇人愛工大名電高93位
田添健汰専修大学107位
及川瑞基専修大学115位
松山祐季愛知工業大学151位
坪井勇磨筑波大学167位
金光宏暢大原学園222位

女子シングルス

選手名所属世界ランク
(2017年8月)
石川佳純全農7位
伊藤美誠スターツSC11位
佐藤瞳ミキハウス12位
橋本帆乃香ミキハウス15位
早田ひな希望が丘高24位
森さくら日本生命26位
加藤美優日本ペイントホールディングス30位
塩見真希四天王寺高34位
芝田沙季ミキハウス38位
浜本由維日本生命44位
前田美優日本生命69位
森薗美月サンリツ97位
笹尾明日香横浜隼人高109位

男子ダブルス

選手名1選手名2世界ランク
(2017年8月)
吉村真晴
名古屋ダイハツ
上田仁
協和発酵キリン
31位/42位
張本智和
JOCエリートアカデミー
木造勇人
愛工大名電高
18位/93位

女子ダブルス

選手名1選手名2世界ランク
(2017年8月)
伊藤美誠
スターツSC
早田ひな
希望が丘高
11位/24位
佐藤瞳
ミキハウス
橋本帆乃香
ミキハウス
12位/15位

U21男子

選手名所属世界ランク
(2017年8月)
木造勇人愛工大名電高93位
坪井勇磨筑波大学167位
金光宏暢大原学園高222位

U21女子

選手名所属世界ランク
(2017年8月)
森薗美月サンリツ97位
笹尾明日香横浜隼人高109位

大会名称

Seamaster 2017 ITTFワールドツアー・チェコオープン
(ITTF WORLD TOUR Seamaster 2017 ITTF World Tour, Czech Open)