ITTFワールドツアー・チェコオープン<オロモウツ>(2017年8月22日~27日)男子は張本智和が14歳61日でITTFツアー最年少優勝。女子は伊藤美誠が石川佳純にリベンジし、単複二冠8月22日から開催されたITTFワールドツアー・チェコ…
ITTFワールドツアー・チェコオープン<オロモウツ>(2017年8月22日~27日)
男子は張本智和が14歳61日でITTFツアー最年少優勝。女子は伊藤美誠が石川佳純にリベンジし、単複二冠
8月22日から開催されたITTFワールドツアー・チェコオープンの全日程が終了。
今大会は6種目中3種目で日本勢が優勝。先週のブルガリアオープンに引き続き、世界に存在感を示した。
男子シングルスでは世界が注目する張本智和がドイツの英雄・ティモボルを4-2で下し優勝。14歳61日でのITTFプロツアー同種目優勝は史上最年少記録となった。
2ヶ月前に敗れたボルに完勝した張本。その成長スピードは更に増している。 (Photo by Maja Hitij/Bongarts/Getty Images)
張本は優勝までの5試合のうち3試合が4-3と接戦が多く粘り強さを見せた。特に準決勝のカルデラノ(ブラジル)戦ではゲームオール16-14の激戦を制し、勢いに乗った。決勝のティモ・ボルとは6月の中国オープン準決勝で対戦し1-4で敗れているが、今大会ではボルの回転量の多いバックドライブを張本がフォアカウンターで打ち抜く戦術が功を奏し最後は3ゲーム連取で勝利を収めた。
今大会の女子の主役は世界ランク11位の伊藤美誠。出場したシングルスとダブルスを無敗で終えた。シングルスでは準決勝でハン・イン(ドイツ・世界ランク9位)を見事なカット打ちで沈めると、決勝では先週のブルガリアオープン決勝で0-4で敗れている石川佳純に対し、得意のバックハンド攻撃で果敢に攻め、4-1でリベンジした。
プロツアー2大会連続で全種目決勝進出した伊藤美誠。高校生ながらプレーに円熟味が増してきた。(Photo by VCG/VCG via Getty Images)
女子ダブルスでは世界卓球ドイツ大会で銅メダルを獲得した伊藤美誠・早田ひなの高校生ペアが接戦を制し優勝。伊藤は先週のブルガリアオープンに引き続き2週連続のダブルス優勝となった。
男子ダブルスはブルガリアオープン優勝の吉村真晴・上田仁ペアが2大会連続となる決勝進出を果たすも決勝で惜敗。準優勝となった。
次のワールド・ツアーは9月16日からオーストリアオープンが予定されており、日本からは水谷隼、丹羽孝希、平野美宇、石川佳純らランキング上位選手が軒並みエントリーしている。
チェコオープン男子シングルス日本選手結果
決勝
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決勝
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決勝
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決勝
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[table id=49 column_widths=”37%|26%|37%” /]大会名称
Seamaster 2017 ITTFワールドツアー・チェコオープン
(ITTF WORLD TOUR Seamaster 2017 ITTF World Tour, Czech Open)