J1川崎フロンターレの“ギネス世界記録達成”が正式に発表され、その瞬間を撮影した動画が公開されて話題となっている。  7月21日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで川崎の「2024ファン感謝デー」が開催され、恒例の歌や…

 J1川崎フロンターレの“ギネス世界記録達成”が正式に発表され、その瞬間を撮影した動画が公開されて話題となっている。

 7月21日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで川崎の「2024ファン感謝デー」が開催され、恒例の歌やダンスなどに加え、今年はギネス記録に挑戦というテーマで選手たちが「1分間に5人のチームが十字型で行ったパスの最多数」にチャレンジした。

 挑戦した5人は、脇坂泰斗瀬古樹大南拓磨山本悠樹瀬川祐輔。脇坂が十字の中央に陣取り、各選手が5メートル間隔の距離から順番にパス交換を行う。川崎のパスサッカーを支える正確な「止める」「蹴る」の技術が必要とされる中、見事に1分間で50本のパスを通すことに成功した。

 そして、ギネス世界記録の公式エックス(旧ツイッター)が、「正式発表です」「本当に、おめでとうございます」などの文言で改めてギネス記録達成を祝福し、その動画を公開すると、ファンからは次のようなコメントが寄せられた

「なんだこの川崎らしい記録は笑」
「意味わからんくらい上手いわ」
「待望の今シーズン初のタイトル」
「これは簡単そうに見えてめちゃくちゃ難しい。“止めて蹴る”の技術が洗練されたメンバーでなければこんなハイペースでやることはできない。」
「マンチェスターシティがいつ気づくか」

■他クラブの挑戦は?

 2017年シーズンから5年間で4度のリーグ制覇にルヴァン杯と天皇杯を1度ずつ優勝して黄金期を謳歌した川崎だったが、2022年にリーグ戦2位、ルヴァン杯ベスト8敗退、天皇杯3回戦敗退で無冠に終わった。そして昨季は、リーグ戦8位ながら天皇杯で優勝して今季の巻き返しが期待されたが、ここまで24試合を終えて勝点28(6勝10分け8敗)の14位と苦しんでいる。それだけに、今夏に達成した「ギネス記録」は、ファンにとって“清涼剤”となったようだ。

 今回の川崎のギネス世界記録達成については「マンチェスターシティがいつ気づくか」に加えて「筑波大学あたりが全力で更新しにきてほしい」などの声も寄せられているが、果たしてどうなるか。他のJリーグクラブの挑戦の有無も気になるところだ。

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