パリ・サンジェルマン(PSG)で構想外の元スペイン代表DFフアン・ベルナト(31)に2クラブが関心を示しているようだ。 ベンフィカからのレンタルバックでPSGのプレシーズントレーニングに参加しているベルナトだが、すでに首脳陣から構想外を言…

パリ・サンジェルマン(PSG)で構想外の元スペイン代表DFフアン・ベルナト(31)に2クラブが関心を示しているようだ。

ベンフィカからのレンタルバックでPSGのプレシーズントレーニングに参加しているベルナトだが、すでに首脳陣から構想外を言い渡されており、その他の余剰人員と共にチームとは離れて別メニューで調整を行っている。

移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、その元スペイン代表DFに対しては母国のラス・パルマスとセリエAのジェノアが関心を示しているという。

前者はビジャレアルにフリートランスファーで移籍したスペイン人DFセルジ・カルドナの後釜を、後者は左ウイングバックに主力クラスの補強を検討している。

バレンシアの下部組織からファーストチームに昇格し、プロキャリアをスタートしたベルナト。ブレイクを果たした2013-14シーズンの活躍によって、2014年夏にはバイエルンへ完全移籍。4シーズンに渡って左サイドバックの準主力を担い、2018年夏にPSGへ完全移籍した。

スペイン代表でも通算11キャップを刻んだ実力者は、パリでの5年間で公式戦128試合に出場し8ゴール15アシストを記録。昨年9月には出場機会を求めてベンフィカへ1年間のレンタル移籍で加入したが、股関節外転筋の手術によって公式戦7試合の出場にとどまった。