圧巻の確信弾を放ち、悠然とベースを一周する大谷。(C)Getty Images 球場も騒然となる一発だった。 現地時間7月21日、ドジャースの大谷翔平は本拠地で行われたレッドソックス戦に「1番・指名打者」で先発し、5回の第3打席で右…

圧巻の確信弾を放ち、悠然とベースを一周する大谷。(C)Getty Images

 球場も騒然となる一発だった。

 現地時間7月21日、ドジャースの大谷翔平は本拠地で行われたレッドソックス戦に「1番・指名打者」で先発し、5回の第3打席で右中間に30号ソロを放った。打球速度116.7マイル(約187.8キロ)、飛距離473フィート(約144メートル)という爆速特大弾だった。

【画像】144mの特大30号アーチ!大谷翔平の“衝撃弾”はどこまで飛んだ?

 まさに目の覚めるような一発となった。5回、相手左腕カッター・クロフォードと対峙した大谷は、カウント2-1から真ん中に甘く入った85.9マイル(約138.2キロ)のカッターを強振。本人が確信めいた表情で見送った打球は、あっという間に右中間席最上段まで飛んだ。

 悠々とダイヤモンドを一周した大谷。彼の放った場外に迫る驚異的な打球には、自軍ベンチも熱狂した。この試合を中継していた米スポーツ専門局『ESPN』のカメラには、打った直後のドジャースベンチの様子が収められていたのだが、山本由伸やミゲル・バルガスが思わず頭を抱える仕草を見せれば、インタビューを受けていたクレイトン・カーショウは「ワオ…」と笑顔。さらにトラビス・スミストレーナーは「オーマイガー!やばい!」と絶叫した。

 驚くのも無理はない。2015年のスタットキャスト導入以降で大谷の一発は、2015年5月12日にマーリンズ時代のスタントンが左越えに記録した475フィート弾に次ぐドジャースタジアムで2番目の飛距離だったのだ。

 そんなベンチの様子を伝えた『ESPN』の実況も「このダグアウトの様子をご覧ください。MLBの一流選手たちもここまで驚かせるというのは、本当に特別なことなんです」とリポートした。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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