<大相撲七月場所>◇中日◇21日◇愛知・ドルフィンズアリーナ  場所中、土俵上でアツい激闘を繰り広げる力士を彩る化粧まわし。色や刺繡、キャラクターなど、見るものを楽しませ話題にもなるが、幕内力士の土俵入りの際に、あまりにリアルな動物の刺繍が…

<大相撲七月場所>◇中日◇21日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

 場所中、土俵上でアツい激闘を繰り広げる力士を彩る化粧まわし。色や刺繡、キャラクターなど、見るものを楽しませ話題にもなるが、幕内力士の土俵入りの際に、あまりにリアルな動物の刺繍があしらわれた立派な化粧まわしにファンが驚嘆。「めっちゃリアル」「カッコいい」「中から飛び出してきそう」など反響が相次ぐ一幕があった。

【映像】刺繍が繊細すぎる翔猿の化粧まわし

 大相撲七月場所もいよいよ中日。幕内の土俵入りが行われる時間帯には、今場所で最後の開催となるドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)には満員の観客が押し寄せ、熱気もピークに達していた。

 そんな中、色とりどりの立派な化粧回しをつけた力士が東西から入場。一人ひとり、力士の名が呼び上げられると館内から拍手と歓声が沸く。西方力士が土俵入りを終えると、東方力士が土俵上へ。

 前頭四枚目・翔猿(追手風)の名が館内にアナウンスされると、その人気からひと際大きな歓声が起こった。白を基調にした化粧まわしの中、黄色系の縁取りに浮かび上がるのは迫力満点の猿の姿。そのあまりに繊細でリアルな刺繍に「めっちゃリアル」「カッコいい」など驚きと興奮の声が相次ぎ、中には「(猿が)中から飛び出してきそう」といった反響も。

 この日、翔猿は関脇・大の里(二所ノ関)に敗れ4敗目を喫してしまったが、大の里をはじめ、直近3連敗は横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)、大関・琴櫻(佐渡ヶ嶽)ら上位陣との対戦であった。九日目の取組もまた大関・豊昇龍(立浪)で上位陣との厳しい取組が続くが、相手力士を翻弄し、館内を沸かせる土俵際の粘り、華麗な逆転白星に期待したい。(ABEMA/大相撲チャンネル)