ボローニャがオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの後釜を確保したようだ。 昨シーズンのセリエAで5位フィニッシュを果たし、チャンピオンズリーグ出場権を確保したボローニャ。しかし、その躍進と引き換えにエースストライカーがマンチェスター・…

ボローニャがオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの後釜を確保したようだ。

昨シーズンのセリエAで5位フィニッシュを果たし、チャンピオンズリーグ出場権を確保したボローニャ。しかし、その躍進と引き換えにエースストライカーがマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれた。

そのエース流出を受け、国内外のストライカーをリストアップしてきたヴィンチェンツォ・イタリアーノ新監督が率いるチームは、同じオランダ人ストライカーの獲得に近づいているようだ。

フランス『レキップ』によると、ボローニャはオランダ代表FWタイス・ダリンガ(23)の獲得に関してアドオンを除く1500万ユーロ(約25億7000万円)の金額でトゥールーズと口頭合意に至ったという。

母国のエメン、フローニンゲン、エクセルシオールを渡り歩いたダリンガは、2021-22シーズンのエールステディビジ(オランダ2部)で37試合32ゴールを挙げる活躍をみせ、得点王を獲得。その翌シーズンにトゥールーズへ完全移籍すると、2シーズン連続でリーグ戦2桁ゴールを達成するなどエースストライカーとして活躍。2022-23シーズンにはクープ・ドゥ・フランス優勝にも貢献した。

190㎝の長身と得点感覚に優れる本格派のストライカーは、昨年11月のジブラルタル代表戦でオランダ代表デビューも飾っている。

万能性ではザークツィーに劣るものの、プレミアリーグやセリエAの強豪の関心を集めた有望株は後釜として適任と言える。